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夏休み応募作品紹介

2021年9月7日 12時10分

ちょっと面白い夏休みの作品募集があったので紹介します。

作品募集名は、「珍種発見ほうこくしょ」を作ろう。あなたのアイデアが小説に!です。

本校の子どもたちも作品を提出してくれました。

子どもたちが、いろいろな能力や特徴をもった架空の動物(珍種)を想像してイラストに表し、解説しています。

その中から、印象に残った作品を5点紹介します。

一つ目は1年生男子の作品「こもりんカンガルー」

こもりんカンガルーは、あかちゃんの面倒を見るのが得意です。

耳にはミルクの入った哺乳瓶とガラガラのおもちゃがついていて、必要な時に使うことができます。

名前がとってもかわいいです。

こんな動物がいてくれたら赤ちゃんのいるお母さんは大助かりですね。

二つ目は4年生女子の作品「カーテントウムシ」

カーテンとテントウムシを合わせた名前です。

このテントウムシは、毎日違う種類のカーテンに変えてくれ、暗い部屋は明るく照らしてくれます。

発想がすばらしい。

こんなテントウムシが部屋にいてくれたら気持ちも明るくなりますね。

三つ目は5年生男子の作品「レスキューキリン」

自然災害や火災の時には、自慢の長い首を生かして人々を助けます。

災害の多い日本にこんな頼りになるレスキューキリンがいてくれたら有難いです。

現実でも、災害時に人間が動物に助けられることはあるかもしれません。

四つ目は6年生男子の作品「そうじんアンコウ」

額の突起には掃除機が付いていて、手(ひれ?)で火ばさみとゴミ袋を持って掃除をします。

お腹には強力な磁石が付いていて、金物ごみを集めることもできます。

時々、陸に上がり、ごみ箱にごみを捨てます。

ちょっと眠そうな顔をしていますが、自然を守るために大活躍してくれるアンコウです。

この作品を見ると、私たち人間が海の環境を大切にしなければと思います。

最後は、6年生男子の作品「ふんかば」です。

噴火した後の火山灰を食べてエネルギーに変え、壊れた場所を直してくれます。

さらにこのふんかばを見た人は、この後、幸せになれるのだそうです。

火山灰をエネルギーにして仕事をするなんてアイデアがすばらいい。

ふんかばを見たら、幸せになれるところも夢があっていいですね。

今日の5つの作品はいかがでしたか。

大人が思いつかないような子どものアイデアや発想はすばらしいと感じました。

なお、松山市出身のショートショート作家、田丸雅智さんがこの作品募集の入選作品(数点)をもとに小説を書き、愛媛新聞に発表するそうです。

本校の子どもたちの作品が選ばれたらうれしいです。