全校授業研究(4年 社会科「災害からくらしを守る」)
2023年9月20日 17時01分4年社会「自然災害からくらしを守る」の単元の最後の時間です。
「災害から自分のいのちを守るために、自分はどうすればよいか考えよう」という課題を把握し、事前に一人一人が考えた防災バッグに必要な物とその理由を、グループ内で発表し合いました。
次に、学級担任は、防災バッグの備えをしている割合の円グラフを提示し、実際には備えができている割合は高くないことを読み取らせました。
また、防災バッグを作ること以外に、自助としてどんなことが考えられるかを問い、子供からは、「家族での防災会議」「災害伝言ダイヤルの準備」などが挙げられました。
最後に、「早速、災害から命を守るためにどんなことに取り組みたいか」問い掛け、「今日、学習したことを早速家族に伝え、防災について話し合いたい。」という学習感想等で授業を締めくくりました。
学級担任や友達の話に耳を傾け、最を後まで集中を切らさずに授業に主体的に取り組んでいました。すばらしいです。
1・2・3年生とコロナ対応で、対話的な学びの機会が制限されてきた4年生。「資料をみんなにきちんと見せながら」などと学級担任は助言していました。中には、用意したペーパーを読む途中途中で相手の表情に目を向けながら自分の画面を見せて、上手に発表できている子供もいました。
放課後の教職員の校内研修において、
・今後、より相手を意識して、資料を効果的に提示したり、調べた内容を自分のものとして発表したりする力を育てていこう!
・防災意識を高めるための授業づくりをするとともに、保護者の方にも家庭での防災教育について、発信していこう!
などの方向性を確認し合いました。
4年生に限らず、防災について、ぜひ話題としてみてくださ
い!
4年生は、総合的な学習の時間において、引き続き防災の視点での学習を行っていきます。粟井地区自主防災連合会の皆様にも御協力いただく予定です!