ブログ

図工「うきうき浮世絵」(6竹)

2023年3月15日 18時55分

今日も、浮世絵をアレンジした6竹の作品を7点紹介します。

前回紹介した6松の作品とは、雰囲気が少し違います。

最初の作品です。

タイトルは「波に打たれるクジラと夕日」

葛飾北斎の得意としている波をモチーフにクジラと夕日をアレンジしています。

富士山の向こうに沈む夕日、波から勢いよく姿を見せるクジラの組み合わせがいいですね。

こんな光景を実際に見たいものです。

二点目の作品のタイトルは「富士山の夜景」

空や富士山を表現するのに、色を重ね塗りして複雑な色合いを出しています。

油絵のような感じもします。

浮世絵でよく見る明るい富士でなくて、暗い夜の富士も雰囲気があっていいですね。

三点目の作品は「山の中での静かなくらし」

この作品と先ほどの作品は同じ浮世絵をモチーフにしています。

6年生の作者が違えば、作品の雰囲気もがらりと変わります。

こちらは、太陽が照り、明るい緑の富士です。

花が咲いて、動物がいて、そこにはのどかな暮らしがあります。

先ほどの作品と対象的なのが面白い。

四点目の作品のタイトルは「人を乗せて泳ぐ奇妙な魚」

この魚は浮世絵にもよく描かれる鯉ですね。

競馬のジョッキーが鯉の手綱を引っ張っている発想が面白い。

激流をもろともせず、泳いでいます。

五点目の作品のタイトルは「お花見で乾杯」

美人の女性がさくらを見ながら、盃をもってほろよい気分です。

盃には、桜の花びらが…。

この美人、お酒が好きそうですよ。

次も美人の登場。

六点目の作品のタイトルは「和と洋のかけ合い」

江戸時代の女性が、トランペットを吹くなんて現実にはあり得ないこと。

しかも背景にあるのは、「ミラーボール」だそうです。

ジャスのコンサートでもしているのでしょうか。

それにしても、この美人、眉がきりっとしています。

美人画を得意としていた喜多川歌麿にこの作品の感想を聞いてみたいものです。

最後の作品です。タイトルは「空を舞うコイ」

迫力観点です。

よく見ると右下の着物を来た女性が巨大なコイを釣り上げています。

浮世絵のデッサン力がすばらしい!

ハイレベルの作品です。

皆さん、今日の作品はいかがだったでしょうか。

6年生の発想の豊かさを楽しませてもらいました。

中学校でも、今度は美術の時間にあっと驚くような作品を作ってください。