3年生書写特選紹介と1年生鉄棒名人
2022年1月28日 14時25分えひめこども美術展(書写の部)で特選になった作品が学校にかえって来たので紹介します。
3年生女子の作品です。
この字のポイントは「おれ」と「はね」の筆づかいです。
「おれ」の部分では筆を一度止め、筆の軸を回さないように方向を変え、「はね」では筆を一度止め、穂先をまとめながら左上にゆっくりはねているのがよく分かります。
私は、実際に書いているところを見たわけではありませんが、よい姿勢で筆を立てて書いている姿が想像できます。
特選にふさわしい、字形の整った力強い作品です。
おめでとう!
さて、昼休みに特選の写真撮影をした後、運動場に出てみると鉄棒を練習している子供たちが何人もいます。
最近、低・中学年の間で鉄棒が小さなブームになっています。
よく1年生の何名かが逆上がり、後方支持回転の連続技を見せてくれます。
今週の初めに「それができるのなら、もっと難しい技に挑戦してみる?」と声を掛けると、すぐに「やってみたい!」と返事がかえって来たので『前方支持回転』を紹介しました。
後方支持回転よりも難しく、なかなかできない技です。
体験すると一番よく分かるので、回転する時、補助をして前方支持回転を 体感させました。
何回も体感するうちに体が覚えます。
その時にこつも一緒に教えました。
(最初は腕、背筋と足をのばす。次に体を前に勢いよく倒し、膝をまげる。最後に手首を返して体を鉄棒に引き付ける。)
前に体を倒すので勇気もいります。
後は本人のあきらめない気持ちと練習が大切です。
それから毎日、昼休みに練習をしていました。
今日、昼休みに鉄棒のところに行くと、そのうちの一人の1年生が「校長先生、できました!」と声を掛けてきました。
「本当に?やって見せて。」と言うと見事な前方支持回転を披露してくれました。
1週間足らずの短い期間でマスターできたのもすごいことですが、毎日昼休みに繰り返し練習している根性はすばらしいと思いました。
彼女に刺激されて、同じ1年生や他の学年の子供たちも挑戦し始めました。
今日は暖かくて天気もよく、子供たちの頑張りにうれしくなる昼休みでした。